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2025/07/18 コラム

普通二種のカリキュラム変更の最新情報について

普通二種のカリキュラム変更の最新情報
わんまる

本記事では、2025年9月よりの普通二種のカリキュラム変更についてまとめています。

<本記事でわかる内容>
・普通二種の新カリキュラムの概要や教習時限や最短日数はもちろん、メリットやデメリット、注意事項についての情報をまとめています。

普通二種の新カリキュラムとは?

わんまる

 まずは、普通二種の新カリキュラムの話をご存じない方に概要について説明させていただきます。

新カリキュラムの概要

 新カリキュラムでは現在のカリキュラムより短い教習時限で普通二種免許が取得できるようになるため、現在よりも少ない日数で取得をすることができたり、教習所が受け入れる人数を増やすことができるようになります。

新カリキュラムへの移行の経緯

 新カリキュラムへの移行についてはタクシードライバーの社会的需要に対しての働き手を確保するために普通二種免許を早く、教習所の受け入れ人数を増やすために検証実験をもとに安全性に配慮して以降が決定されました。また、以前より普通二種免許の教習について普通一種免許のカリキュラムと重複する項目も多かった点が課題視されていたため、今回の要請によって見直しがされたことになります。

新カリキュラムの教習時限と最短日数

 さて、実際の教習時限はどのようになるでしょうか。教習時限にあわせて最短日数もまとめてみましょう。詳細は下図の通りでまとめさせていただきました。

 今回、大幅に変更があるのは主に技能教習の方になります。普通二種 新カリキュラム 教習時限と最短日数

 大特一種、大特二種のみを持っている方が普通二種をとることはめったにないため、教習時限は異なりますがここでは割愛させていただきます。

参考ページ

警察庁ホームページ 普通第二種免許に係る教習カリキュラムの見直しについて(1)

新カリキュラムのメリット・デメリットをまとめてみました

 新カリキュラムの移行によってどのようなメリットやデメリットがあるでしょうか。

新カリキュラムのメリット

 新カリキュラムのメリットとしては教習時限が少なくなるので最短日数が短くなります。早く免許を取得することができるのはもちろんとして、教習時限が短くなることで通学で教習所に通う日数も少なくなるので負担が少なくなるのも利点ですね。また、教習所の受け入れ人数も教習時限が少なくなれば増えるため予約が取れないということも少なくなることが期待されます。料金についても教習時限数が少なくなることで安くなることが期待されますね。

新カリキュラムのデメリット

いいことづくめな新カリキュラムですが、逆にデメリットはあるのでしょうか。

まずは、短期間で取得することによる身体的な負担が上げられるでしょうか。最短日数で取得をしようと思うと朝から晩まで教習をしつづけなければならないため、だいぶ詰め込んだカリキュラムとなってしまいます。また、従前やっていたカリキュラムがなくなるため運転技術をしっかり身に着けたいと思っている方には少し物足りなくなるかもしれません。

新カリキュラムの注意事項

 新カリキュラムの移行に伴う注意事項をまとめてみました。

9月以降の予約をする際の注意事項

 9月以降の予約をする際に料金や日程が変更になる可能性があることに注意が必要です。また、そもそもカリキュラムが未定の現在は予約受付をしていない場合もあるため注意が必要です。募集が始まった際に優先的に案内をしてもらえるように相談をしてみると対応できる場合もあります。

教習の日程についてしっかり確認をすること

教習の日程については最短日数が3日間となっておりますが、デメリットの欄で申し上げた通りで朝から晩までの教習はかなり負担がかかります。最短日数が少し長ければ負担も軽くなりますので、自分にあった日程で行っている自動車学校を選択することが重要です。

8月から9月を跨ぐ場合は注意が必要

8月から9月を跨ぐ日程で教習をする方は特に注意が必要です。現在のカリキュラムで受講をしている方は、9月以降は新カリキュラムに準じた教習内容に変更となるため、予期せぬ変更が発生する場合があるため注意が必要です。そのような日程になる可能性の高い方は通学する自動車学校に対処方法について確認をしておく必要があります。

教育訓練給付金の利用ができるかは確認が必要

カリキュラム変更によって現在の教育訓練給付金の講座が利用できなくなる可能性があります。利用を考えられている方は入校前に確認をしておくことが必要です。

決まっていること、決まっていないこと

 まだまだ準備中な新カリキュラム。決まっていることと決まっていないことを整理のためまとめてみます。

決まっていること

教習時限と最短日数

 前述の通り教習時限と最短日数は決まっています。

8月と9月を跨ぐ場合の取り扱い

 8月にすでに自動車学校へ入所していて9月も通学をする場合は、どうなるのでしょうか。現時点で決まっているのは、9月よりも前に入校していて9月以降も継続して教習を実施する場合は新カリキュラムにあわせた教習時限へ教習時限が削減されることになります。

新カリキュラムの気になる料金

 さて最後になりますが、気になる料金はどうなるのでしょうか。

 現時点では未定ですが、自動車学校の間では時間は短くなりますが、実施する教習の内容は変わらないためあまり金額は変わらない可能性が高くなっています。

普通二種が新カリキュラムになると・・・

 普通二種の新カリキュラムが開始することによって今よりも免許が取りやすくなることが期待されています。自動車学校としてもより多くの人にサービスをお届けできることができるためよい変更点だと考えられます。ただし、変更されたばかりではいろいろと準備が間に合っていない点や予期せぬ点、周知されていない内容もおおくなってくるため慎重に確認をすることが重要です。

 弊社グループの自動車学校でも9月以降は新カリキュラムの実施予定です。本内容についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

ライター

問田 和希

株式会社ケーディエス マーケティング担当
大学は法学部を専攻。2021年8月より株式会社ケーディエス(一宮・高知県自動車学校・安芸自動車学校・くま高原ドライビングスクール)にてマーケティング担当としてWEB対策(ホームページリニューアル)や広告運用、合宿免許の募集担当を行う。

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