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2024/06/27 コラム

けん引免許~費用、取得日数や注意するべき点など【解説】

けん引免許~費用、取得日数や注意するべき点など【解説】

本記事では、けん引免許を取得する際の費用や取得日数、注意事項をまとめています。

けん引免許とは?

けん引免許とはどのような場合に必要となる免許でしょうか。
まず、けん引免許が必要になる場合と運転できる車について説明をさせていただきます。けん免許とは、牽引装置を持つ車(普通車、準中型車、中型車、大型車、大型特殊)が、車両総重量750kg以上の車両を牽引するために必要な免許です。

なお、750kg未満の車両を牽引する際にはこちらの免許は必要ありません。そして、けん引する車をけん引車(トラクター)と呼び、けん引される車両を被けん引車(トレーラー)と呼びます。750kg以上に該当するかは、被けん引車(トレーラー)側の車両総重量(車両重量+最大積載量)によって決まります。

また、被けん引車(トレーラー)側には運転する装置がついていないため、自走することができないのが特徴です。

けん引免許で運転できる車

けん引免許で運転できる車の代表例は、キャンピングカーやトレーラーがあげられます。
ただし、キャンピングカーの場合は、被けん引車が750kg未満の場合はその限りではありません。

けん引免許で運転できる車
けん引免許で運転できる車

けん引免許の取得資格、取得方法、費用の目安

けん引免許の取得資格

けん引免許を取得するには、下記の資格が必要となります。

①普通一種、準中型一種、中型一種、大型一種、大型特殊一種及び各種二種のうちいずれかの免許を持っていること。
②18歳以上であること。
③視力が片目0.5以上、両目0.8以上あることが必要です。また、三桿法の奥行知覚検査器で3回検査を行って、その平均誤差が2センチメートル以下である必要があります。

次に、けん引免許の取得方法と費用の目安について解説します。

けん引免許を取得するには、「⑴自動車学校に通う」と「⑵運転免許センターでの一発試験」の2つの方法があります。

自動車学校に通う

けん引免許も自動車学校に通うことで取得をすることができる免許です。
自動車学校に通学して卒業をすることで、運転免許センターの技能試験が免除されるため、
学科試験がない牽引免許の場合はそのまま免許を取得することができます。

自動車学校に通う流れは概ね下記の通りとなります。

⑴自動車学校へ予約
⑵自動車学校へ入校
⑶教習カリキュラムを受講
⑷卒業検定に合格
⑸運転免許試験場で免許証交付を受ける

費用の目安

教習所に通うための費用は、通学で12万円〜16万円程度、合宿では10万円〜15万円程度の費用がかかります。

運転免許試験場での一発試験

また、運転免許試験場での技能試験を受け合格することでも免許を取得することもできます。
けん引免許の試験は学科試験がないため学科試験を受験する必要はありません。
なお、技能試験を受けるためには事前予約が必要な運転免許試験場が多いため注意が必要です。

一発試験を受ける場合は概ね下記の流れとなります。

⑴運転免許試験場へ予約
⑵運転免許試験場で試験の申込
⑶適性検査
⑷技能試験
⑸⑷に合格した場合はそのまま免許証の交付となります。

費用の目安

運転免許試験場で一発試験を受ける場合には、総額6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円)がかかります。
(再試験の場合は、その都度受験料、試験車使用料がかかります。)
なお、けん引免許の場合は自動車学校での取得時講習はないため講習にかかる費用は不要です。

けん引免許の教習時限、最短取得日数

それでは、牽引免許を自動車学校へ通い取得する場合の教習時限数や最短取得日数はどうでしょうか。

教習時限数は、1段階(基本走行)が5時限、2段階(応用走行)が7時限です。
そして、検定(技能試験)については修了検定はないですが、卒業検定があります。

教習が修了するまでの日数

また、1段階は1日2時限受けられるため最短3日で終了します。
1段階の最終日は1時限のみとなるため、同日に2段階を1時限受けることができます。
残りの6時限は、2段階が1日3時限受けることができるため、2日で終わることができます。

卒業検定に合格

最後に卒業検定を受講して合格すれば卒業できますが、
最後の検定がある日に検定ができる自動車学校の場合は、最短5日で卒業ができますが、
卒業検定が翌日になる場合は最短6日となります。

所持免許 技能 学科 最短日数
1段階 2段階 合計 1段階 2段階 合計
普通車等 5時限 7時限 12時限 0時限 0時限 0時限 5~6日間

けん引免許取り扱いの自動車学校の紹介

弊社グループでは下記自動車学校で牽引免許を取得することができます。

一宮・高知県自動車学校

高知県高知市にある自動車学校。
高知中央ICから車で5分、JR高知駅から車で15分、高知龍馬空港から車で30分とアクセスが便利です。

くま高原ドライビングスクール

愛媛県上浮穴郡久万高原町にある自動車学校。
松山市駅から車で50分、松山空港から車で60分程度。
久万高原は水質日本一に輝く仁淀川の源流域に広がる面河渓など、全国レベルの自然遺産の宝庫です。

けん引免許取得の際の注意事項

牽引免許を取得する際には、下記事項の注意が必要です。

⑴教習期限が3か月であること

けん引免許は、他車種と異なり教習期限が最初の教習から3か月とかなり短いです。
期限内に教習を終えることができるように注意しましょう。
なお、卒業証明書の有効期限は発行から1年間となっており、他車種と同様です。

⑵取り扱い自動車学校が少ない

けん引免許を取り扱っている自動車学校は他車種と比べて少ない傾向にあります
検討中の自動車学校がけん引免許を取り扱っているかはよく確認をしましょう。

⑶教習車両について

けん引免許を取得する際には、すべての教習を場内で行います。
教習車両は中型程度の大きさのことが多いため、
普段普通車しか運転をしていない方は教習の難易度が高くなります。

⑷旅客運転をするためには二種免許が必要

けん引を行い旅客運転を行うためにはけん引二種免許が必要となります。
この資格については自動車学校で取得することができないため注意が必要です。

まとめ

本記事ではけん引免許について解説をさせていただきました。
最後に内容を簡単にピックアップしております。

けん引免許のまとめ

・けん免許とは、牽引装置を持つ車が、車両総重量750kg以上の車両を牽引するために必要な免許。
・けん引免許を取得するには、「⑴自動車学校に通う」と「⑵運転免許センターでの一発試験」の2つの方法がある。
・教習所に通うための費用は、通学で12万円〜16万円程度、合宿では10万円〜15万円程度の費用がかかります。
・運転免許試験場で一発試験を受ける場合には、総額6,100円がかかります。
・教習時限数は合計12時限。最短取得日数は5~6日間。
・一宮・高知県自動車学校、くま高原ドライビングスクールで取り扱いがあります。
・教習期限3か月、取り扱い自動車学校が少ない、教習車両が大きい、二種免許もあるなど注意事項があります。

この記事を書いた人

ライター

問田 和希

株式会社ケーディエス マーケティング担当
大学は法学部を専攻。
2021年8月より株式会社ケーディエス(一宮・高知県自動車学校・安芸自動車学校・くま高原ドライビングスクール)にてマーケティング担当としてWEB対策(ホームページリニューアル)や広告運用、合宿免許の募集担当を行う。

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